『レビューおおむた 2017』大成功

2018年1月21日(日)

  『レビューおおむた 2017』

無事に大成功を迎え、幕を閉じました!!!

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初めに、ご来場いただいた方々に心から感謝します。

長くなりそうなので、BLOGに思いを綴ろうと思います。最後までお付き合いいただければ幸いです。

 

私が市民劇に参加した去年の6月。あれから全ては始まりました。まさかこんなに大掛かりな舞台だとは思いもせず…。このエリアオオムタSATの一員になった時には、結成時から5か月ほどたっていて、既にたくさんの人が練習に来ていました。そんな中でどきどきしながら自己紹介したのを覚えています。「この大牟田にも、演劇に興味がある人や市を盛り上げたいと思う人がこんなにたくさんいるんだな」と思いました。

最初は月に数回だった稽古も、本番が近づくにつれて増えていきます。

市民劇なので、皆仕事や学校、家庭があります。夏休みも終わって増える稽古の中で来なくなった人もいました。それでも何とか時間を作って必死に稽古してきたメンバーが、あの舞台に立った「エリアオオムタSAT」のメンバーです。

 

9月にあった「カレー会」。スタッフさんがおいしいカレーをたくさん作ってくれました。なぜか始まるカラオケやダンス大会…あれがきっかけで、皆の仲はぐっと縮まった気がします。

この時期は他にも舞台を2つほど抱えていたこともあり、個人的に苦しい時期でした。それでも練習に通いました。あのレッスン室に行けば皆がいて、黒岩さんがいて。それがいつの間にか当たり前になっていたんだと思います。

 

そして11月19日(日)の、100周年記念事業でのミニ公演。私は一眼レフ片手に観客として参加。

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松屋

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市役所

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ハギノウ

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ハヤガネ

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伝婆

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伝爺

昨日の本番とは違った配役で、見ていてとても面白かったです。私のカメラが火を噴きました。

配役が決まり、台本が出て、鍋子姫という役をいただいてからは一層稽古に熱が入りました。激動の時代を生きた一人の女性をどう演じればいいのか。彼女はいったいどんな人なのか。家系図を調べてみたりもしました。そしたらなんと伊達政宗の孫娘でした。何を思ってこの九州の地に嫁いできたのか。どんな思いで青竜山から見る景色を眺めているのだろうか。そんなことをずっと考えながら、過ごしました。


そして本番が近づくと小屋入りし、大ホールでの練習が始まりました。

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初めてあの場に立った時は「本当にこんなに大きなホールをお客さんで埋めることができるのか」「一番後ろの席のお客さんが満足するほどの演技ができるのか」と不安でいっぱいでした。それと同時に「こんなホールで演じることは2度と無いかもしれない」「やってやる」というわくわくも胸いっぱいに広がっていました。

 

そして何気なく承諾した、さだまさしさんが大牟田のために作った曲、『チャンス』の振り付け。これが一番大変で、一番絆を深めました。スチューダー、ウコンタの部下の2人、野田家の子供2人、そして鍋子姫の総勢11名。皆学校に就職活動、習い事など忙しくなかなか練習で揃う日がありません。焦りだけが募って、何も決まらなくて、黒岩さんからも「できなければ、チャンスは奏友会の演奏だけにする。」と言われました。しかし、本番1週間前からの皆のやる気は半端じゃなかったです。何度もダンスの変更を重ねていくうちに、自分からダンスを家で考えてくれる子も出てきました。夜10時近くまである練習の合間に小学生から大学生までが一つになってひたすら踊って歌ってを繰り返す姿に、皆の成長を感じました。

 

そして目まぐるしくゲネを終え、本番。

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「今日で皆ともお別れだね。寂しいね。」なんて実感がないながらも、あわただしく準備。こっそりホワイエを除いた隆三が「お客さんで溢れ返ってる」と言ったときは、信じられませんでした。

本番前の円陣。気合十分です。

そして開演の奏友会さんの生演奏がホールに響き、袖から舞台に出たときの光景。あれは一生忘れません。三階まで人、人、人!そしてなんと立ち見まで!!本当に吃驚でした。いつもよりキャストの声は大きいし、セリフで止まるところは一か所もなく。客席からはたくさんの笑い声と拍手の嵐。なんだこれは。夢なのか。皆リラックスして、客席と一体化して、弾けていました。間違いなく、練習してきた中で一番の演技でした!

10分間の休憩を挟んでから、鍋子姫に焦点を当てたシーン。オペの方に「顔がこわばってるよ」と言われました。緊張してたのかもしれません。自分なりに「鍋子姫」と向き合ってきました。すべての人に伝えられたか分かりませんが、一番いい演技ができたかなと思いました。

そして「チャンス」。結果的に満足のいく成果は出せませんでしたが、これもまた成長の糧になったと思います。

最後の「ずっと ずっと」。終わったんだという実感がなさ過ぎて涙は出ませんでした。お母さんとおばあちゃんが手を振っていました。ずっとずっとあの場に立っていたかったけど、すべてに終わりはあります。

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幕が閉じて、ほんの少しでしたがお見送りもしました。慌てすぎて履いていた下駄を破壊しました。お客様に「皆さん役者さんなの?」とか、「上手だったよ」、「本当に感動しました」、「ありがとう」、「お疲れ様」と、たくさん声をかけていただきました。直接聞く感想ほどうれしいものはありません。その後も慌ただしく楽屋の片づけやばらし。

 

そしてそのまま懇親会に突入。

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食べて飲んで、練習や本番を振り返りました。印象的だったのは、子供たちが次を考えて実行に移そうとしていたところ。さて、SATはここで終わりなのか。それは今回の舞台や私たちの思いの強さにかかっています。解散時には「帰りたくない。離れたくない。」「チャンスもう一度皆で踊りたい」と、皆号泣。慰めていたはずの私もつられて涙。次の日も文化会館の前を通り、もう皆レッスン室にも大ホールにもいないんだと思うと、泣いてしまいました。

 

舞台はお客さんには完成したものを見せます。お客さんを楽しませることが第一です。しかし、練習の過程を体感し、それまでの苦労も喜びも終わった後の達成感も、知っているのは私たちだけです。それが舞台の魅力の一つだと思います。

また、個人的には普段の大学でのサークルと市民劇。それぞれの良い点悪い点の違いが見つかり、いい勉強になりました。

 

そして、次の百年後にエリア長が語ったことが本当に現実となっているのか。それは私たち若者がこの大牟田をどう発展させていくかにかかっています。ここで終わらせずに、何らかの形で街を盛り上げていかなくてはなりません。ずっとずっと。

 

最後になりましたが、

私たち役者を支えてくれたSATのスタッフの皆さん。皆さん無しでは、役者は舞台に立つことができません。衣装から小道具に至るまで本当に感謝しています。豚汁もカレーもおいしかったです。着付けも何度もしていただいてありがとうございました。

文化会館のスタッフの皆様。優しい人ばかりで、励みになりました。特に大坪さん。役者とスタッフの両立、本当に大変だったと思います。私たちが休憩しているときも、見えないところで文化会館中を走り回っていた姿。かっこよかったです。

舞台に出演してくださった団体の皆様。大蛇は7月に戻ったようでしたし、奏友会の演奏はとても綺麗で、またTuba吹きたくなっちゃいました。バレエも美しくかっこよかったし、ムツゴロウはお母さんも大絶賛の可愛さでした。がたいね踊り、私も小さい頃踊りました!懐かしかったです。

音照スタッフの皆さん。汗だくになりながら素敵な舞台を作り上げてくださいました。オペにも興味があって、後姿を見て勉強してました。大ホールならではの大変さを目の当たりにしました。

市役所の皆さん。当日の受付や客入れなど本当に助かりました。最後の懇親会、とっても楽しかったです!

黒岩さん。素敵な脚本と演出、熱い指導で私たちを結び付けてくださったことに感謝します。役者としてもたくさんのことを学ばせていただきました。

そして、鍋子姫。あなたの生き様を演じ切ることができたかは分かりませんが、あなたの様な強い女性になりたいです。ありがとう。これからも青竜山から見守っていてください。

 

思いが強すぎてつたない文章になってしまいましたが、ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。

 

ご来場いただいたすべての方、エリアオオムタSATの皆に感謝を込めて。

 

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『レ・ビューおおむた 2017』は無事に幕を下ろしました!!ご来場いただいた方、本当にありがとうございます😊スタッフさん、家族、黒岩さん、そして、劇団員の皆に支えられて演じることができました。鍋子姫、貴方の思いを伝えられたかは分かりませんが、貴方の様な女性になりたいです。ありがとう。#大牟田市民劇 #大牟田市政100周年 #大牟田